前より高くなる?知らないと損する格安SIMの致命的なデメリット

どうも、うりぼうです。

ここ2,3年の間で格安SIMの利用者は爆発的に増えました。

5年くらい前までは、一部のガジェオタくらいしか格安SIMなんて使っていなかったんですけどね。それが今では、若いほど通信費の節約を理由に格安SIMを利用しています。

通信費が高いと感じるから格安SIMに移動する。この傾向自体は良いことだと思います。

しかし、格安SIMのデメリットを把握せず、安さだけで乗り換えを判断してしまうと、後で泣きを見ることになるかもしれません。

格安SIMのメリットは安さだけ

ぶっちゃけ格安SIMのメリットなんて安さくらいしかありません。

ただこの安さというのが強力で、MVNOはこの低料金を大々的に宣伝したことで契約者数を爆発的に伸ばしました。

大手キャリアでスマホを契約すると月5千円超えは当たり前の中、格安SIMだと利用できるデータ容量(若者言葉で言うとギガですね)を削らなくてもでも、月2千円程度で維持できます。

元から5千円ならまだ良い方です。人によっては1台で月1万円以上携帯料金を支払ってる人もいます。大手キャリアに高い料金を支払い続けている人ほど、格安SIMの安さは魅力的に感じるわけです。

知っておくべき3つのデメリット

大手キャリアから格安SIMに乗り換えることで発生するデメリットは3つあります。

通信速度が遅い

相場より安い物やサービスには必ず理由があります。

例えば格安航空会社のLCCは、時期にもよりますが、同じ路線でもJALやANAと比べて半分以下の料金で目的地まで移動できます。

LCCが安いのは徹底的なコストカットをしているからです。例えば清掃員を別に雇わずCAさんが機内掃除も担当したり、使用機材を1機種に絞り大量に購入することで一機あたりの購入単価を下げるなどが挙げられますね。

安全性だけは犠牲にできないので、整備費だけはJALやANAと同じようにお金をかけます。

格安SIMが安い理由も基本的にはLCCと同じです。

実店舗を持たない(最近は実店舗があるMVNOも存在する)ことで人件費を削減し、通信量をドコモやKDDIから大量に購入して単価を下げることで料金の安さを実現しています。

MVNOは大手キャリアのような自前の通信設備を持ってません。格安SIMはドコモやKDDIから借りた回線の一部を使用しているので、どうしても混雑の影響を受けやすく速度低下を起こしやすいです。

特に通勤ラッシュの朝と昼休憩、帰宅ラッシュの時間は日本人全体が一斉にスマホを弄るので、ほぼ全てのMVNOが速度低下を起こします。

格安SIMに乗り換えた人の中には、この速度低下が嫌になって大手キャリアに逆戻りする人も多いです。大手キャリアでもこれらの時間帯は多少混雑の影響を受けますが、格安SIMほど明らかな速度低下は起こりません。

大手キャリアほどのサポートは期待できない

大手キャリアの場合、何かスマホのことでトラブったとしても、最悪ドコモショップとかに駆け込めば何とかしてくれます。

しかし、格安SIMの場合は一部の会社を除いて、ショップのような駆け込む場所がありません。基本的にはチャット、メール、電話のどれかで問い合わせ、自分で問題を解決する必要があります。

今まで何かあったらすぐにドコモやauのショップに駆け込んできたような人だと、こういったサポート面で色々と苦労するかもしれません。

あと自分のスマホに対応してないSIMカードを間違って契約しちゃったなんて話も聞きますね。

格安SIMをその会社の端末とセットで契約するのが一番確実なんですが、利用者の多くはSIMカードだけ契約してスマホは自前で用意します。

事前に各社の公式サイト内にある「動作確認端末一覧」で自分のスマホが使えるか確認したなら間違いないですが、それをしないで乗り換えちゃうと、SIMカードを挿したのにスマホが通信してくれないという悲惨なことになります。

他にもSIMロック解除しないまま乗り換えたら、SIMロックのせいでスマホが使えなかったとかトラブルだらけです。

でもこれは格安SIMが悪いっていうよりは、契約者の知識不足が原因です。ほんの少し最低限の知識を付ければ防げる問題なので、人によっては全くデメリットになりません。

高級スマホを使うと結構維持費が高くなる

日本人が一番使ってるスマホはどこのメーカーか分かりますか?

恐らくガジェットに詳しくない人でも何となくで答えられると思います。

そう、アップル社のiPhoneです。外でiPhoneを見ない日なんてありませんよね?

街を歩けば猫も杓子もアイフォンです。この前も夕方に近所の公園をランニングしてたら、公園のベンチに下校途中のJKが6人いましたけど、スマホは全員見事にiPhoneでした(笑)

アップルブランド半端ねー!と思いつつも、それだけアップルブランドが日本に浸透しているってことなのでしょう。

とにかく日本人は最新のモノが大好きです。新型iPhoneが発売したら、それを買って格安SIM運用している人も大勢います。

格安SIMだから維持費が安い分、かなりお得な運用方法に見えますが、実はこれ、毎月の支払額を計算するとそこそこの金額になってしまうんですよ。

アップルストアでiPhone XS Maxの512GBモデルを購入すると、税込みで177,984円します。
これを2年使う場合は割る24で7,416円̟/月、これに格安SIMが2千円/月程度加わります。
これで計算すると、iPhone XS Maxを買った場合の維持費は約9,500円/月になります。

格安SIMでも月1万円近いです。結構高いですよね?
ではドコモ版のiPhone XS Maxをドコモで契約した場合はいくらかかるか。

本体価格184,680円から月々サポートの58,968円を差し引き二年間の支払総額は125,712円。
これを2年で割ると5,238円/月。これにSPモード324円とシンプルプランの1,058円にベーシックパック3GBの4,320円を加えると、維持費は10,940円/月となります。(ベーシックパックを1GBにすると約千円安くなり、5GBにすると千円高くなります)

この例の場合だと、格安SIMとドコモで差額は1,500円/月程度です。

考え方は人それぞれですけど、これくらいの差だったら、僕ならドコモで契約しますね。だって、iPhone XSのような最新スマホ使うなら、回線も品質の高いところで使いたいじゃないですか?特にXSは、前モデルのXに比べてネットワーク性能が向上してるわけですし。

このように、いくら格安SIMが安くても、最新のハイエンドスマホを割引なしで買うとその分の負担が大きく、大手キャリアと比べてもそれほどお得感がありません。

通信費の節約が目的で格安SIMを使うなら、良いスマホをなるべく長く使うか、もしくはローエンドやミドルレンジクラスの安いスマホを使いましょう。頻繁に高級スマホに買い替える人ほど格安SIMは不向きです。

十分に納得してから乗り換えよう

以上3つのデメリットを紹介しました。これらのデメリットが全く問題ないという人は、格安SIMに乗り換えても問題なく生活できると思います。

また、大手キャリアでもドコモの品質が他社より優れているように、格安SIMでもMVNOによって品質にバラツキがあります。

僕が今契約している格安SIMは明らかに他社より回線品質が良いですけど、友達のところは同じドコモ系MVNOなのにびっくりするほど遅いです。

格安SIMも「有名だから」という理由だけで決めると痛い目を見ます。某MVNOは宣伝で利用者は増えたけど、その代わりに回線品質は大きく低下しましたから。

ちなみに僕は格安SIMもいくつか持ってますが、あくまでサブ的な役割で、メイン回線はずっとドコモのままです。